湯野観音岳 (408m)
 湯野観音岳は山頂から純金の観音像が出土したことで有名な山です。この山に公共交通機関で行くには徳山駅で湯野温泉方面行き防長バスに乗る。湯野温泉で降りようとすると、最も近いバス停は牧橋観音岳登山口であると親切なおばあさんが教えてくれた。幸い、小生が乗ったバスは牧橋観音岳登山口バス停まで行く便だったが、多くの便は湯野温泉止まりであるため、そこから30分歩いて登山口の看板に着く。少々歩くと楞厳寺駐車場に着くのでここでトイレを済まそう。案内図を見て、寺の左手から階段の急登が始まる。季節はずれのヘビが階段の枕木に寝そべっている。山道は四国88カ所に模され、道の側には石仏が安置されているが、なかなかの急坂に汗がしたたり落ちる。ようやく、お休み広場に着いて、小休止、麓の景色を見る。次の休憩所を過ぎ、いったん降ると伐採地に出て延命水に着くが、今日は水が枯れていた。御身清場を過ぎると、子安観音の左側を通る道と、いったん尾根にトラバースする道に分かれるが、右側の道を行く。尾根にでてから山頂はもうすぐだ。眼下に湯野盆地が広がっている。山頂には観音像出土の由来を記した看板がある。帰りは、お休み広場を左折して周回すると寺の東側に出る。(94.10.29)
 今日は徳山市歩け歩け大会で観音岳に6年ぶりに登山。徳山駅から特別に直行バスが出ている。毎年恒例の行事ということで既に約200人の参加者が集まり、待ちきれない者はスタートの合図を前に見切り発車する。バザーで観音米のおもちを買い、寺でむすびをもらって登山開始。道の整備が進んだのか、年をとったのか、階段道がこたえる。ここのところ、山行の回数が減っているので、どんどん追い抜かれていく。延命水の前は長蛇の行列。山頂からの景色はいかにも里山という感じが良い。山頂の尾根で足元が空洞のような響きをする地点があったが、ひょっとしてまだ何か埋まっているのか??ちなみに、純金の観音像は毎月17日の午前中公開されているようです。登山口から湯野温泉バス停に歩いて時間があったら、国民宿舎の温泉に浸かって帰られることをおすすめします。(00.11.03)
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防長バス時刻表(平成15年4月1日現在)
牧橋観音岳入口 湯野温泉 徳山駅
15:20 15:56
15:50 16:26
16:26 16:30 17:06
16:50 16:54 17:30
17:20 17:56
徳山駅 湯野温泉 牧橋観音岳入口
7:25 8:01 8:09
8:50 9:26
9:45 10:21
11:40 12:16
11:55 12:31 12:35