(789.9m)
金峰山
 県内の山を、公共交通機関を利用して登るとなると、鉄道沿線が中心になってしまうが、そのなかで、この山は比較的、都合の良いバス便がある。もっとも、私が最初に登った94年には山口から中国自動車道経由鹿野行きがでていたが、今は廃止されている。徳山駅から1時間で大向バス停に着く。トイレは神社を借りよう。ここから、一の岳の鉄塔がみえる。橋を渡るとすぐに左手に看板があるので左折し、簡易水道採取池を右手にみて、お地蔵様の並ぶ道を山に進むと「金峰山と明神藪の分岐」の看板をみて、右側のあぜ道をおりてトラバースし、民家の後から山道が始まる。しばらく、平坦な道が続き、やがて水場になるが、最近の水事情を考えると注意した方がよいかも。植林帯に入ると道は次第に急になり、急登すると「想い出の丘」と呼ばれる尾根に出るのでここで小休止。左側を巻き込むように登ると鉄塔の立つ「一の岳」にでる。目の前に反射板の立つ「二の岳」が見えるが、鞍部まで急降下、このあたり、夏は草が茂って、ヘビが歓迎しているので要注意。ゴム製の階段を急登すると、いきなり、カヤトの山頂。山頂からは南面に向道湖、北方に馬糞ヶ岳、長野山、羅漢山、平家ヶ岳が見える。間近にみえる大きな山容の山は石が岳。三の岳には急降下して登り返すが、景色も良くなく勧められない。(94.9.25/96.4.20/96.12.14)
 自家用車で来られる場合は菅蔵集落から宮の峠を越え、奇岩からなる権現岩をのぼられてもよいかも、こちらからも二の岳に通じているらしいがよくわからない。
(追記)
 最近、登山口付近が林道整備で大きく変容しているそうです。
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鹿野行きバス時刻表(H15.10.1現在)
行き 帰り
徳山駅 大向 大向 徳山
8:35 9:22 12:57 13:44
10:35 11:22 13:52 14:39
必ず、確認してください