小浜山(181.6m)
 体調が思わしくなく、今年のGWは一山も登れずに終わりそうになるのがしゃくなので、どこか未登の山は無いかと探す。小浜山はこのあたりの山では意外と登られていないが、バスが近くまできているのでこちらに決定。橋上駅になり新しくなった大道駅にびっくりする。秋穂行きバス大海小前バス停下車。南進し、左折後、右折し赤崎神社の参道を進み、車道を左折、しばらくすると「コハマ6右1」の電柱の先で右折し農道に入る。案内標に従い、2回曲がると明瞭な尾根道に出る。これから先は雑木林の中の尾根道で気持ちがよい。岩がごろごろし始める。
頂上が近づくにつれ、急登になるが、なぜか、中電の巡視路でおなじみのゴム階段もある。ここで下りてくる先客に出会う。道を整備されたらしい。山頂の巨岩は魚群を知らせる展望岩だったとのこと。ようやく着いた山頂からは海、山がよくみえる。火の山、大海山、りょうごんじ山、花ヶ岳、錦山、平原岳、日の山、霜降山はるか遠くに見えるのは小野田竜王山か。右折3分で展望岩に。直下に開眼が見え、瀬戸内海の絶景ポイントである。
 山頂には昼寝向きの岩がある。バス便を考えるとのんびりしたいが、日光をさえぎる樹木が少なく暑いのでやむなく下山開始。夏場は蛇も出没するようで、夏向きではない。登山適季は新緑の春、落葉の秋冬である。雑木林が楽しめる里山だ。

 (04.05.05)


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