この山 あの山 みんな山 (市町村別最低峰発掘プロジェクト)
 山は高けりゃ良いってものじゃない。低くても味わいのある山はたくさんある。では、一番低い山はどこか。どこからが山でどこまでが丘なのか。考えるといろいろとおもしろい。とりあえず、小生が暫定的に設定した山は以下の山です。もっと低い山があると言う意見もありましょうが、あくまで、個人的な選定ということで御勘弁を
市町村 山名(標高) 画像 備考
周南市 弁天山(27.64m)
櫛ヶ浜海岸にある小山。山頂に弁天社がある。
下松市 桂木山(54.07m) 笠戸大橋の麓の山。別名宮洲山。下松の地名伝説に深い関係のある山。麓にかって三角縁神獣鏡が出土した宮ノ洲古墳が存在した。
(笠戸島の手前の小山が桂木山)
江戸時代の宮洲山の様子は「宮洲塩田図」(山口県立山口博物館蔵・下松市郷土資料アーカイブ)で見ることができます。
光市 門蔵山(34.5m) 虹ヶ浜海岸近くの小さな岬上の小山。かって、門蔵山古墳があったが道路拡張により消滅した。
平生町 神花山(40.0m) 阿多田半島の付け根にある小山。女王の人骨が出土した神花山古墳が山頂にあり、公園に整備されている。道路側に大きな女王像がある。

防府市
小島山(24.50m) 佐波川河口右岸に聳える岩山。干拓により陸地とつながった島。公園化され、神社と展望台がある山頂からは防府市の山がすべて見える。
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山口市
 兜山(36。0m)    山口湾の二島半島にある古墳の山。展望抜群。

山陽小野田市
縄地ヶ鼻(8.4m) 有帆川突端部にある半島。 約3億年前の日本列島誕生の解明に重要な岩礁がある 。
現在、公園として整備されている。
暫定的な選定基準(都合により、ころころ変わる可能性高し)
1/25000地形図に山名が表示された山だけでなく、地元の地図に表示されている山、地方史、史跡から山名が特定できる山を含み、三角点の有無は考慮しない。尾根上の三角点は、最低峰という性格から、ある程度独立している場合のみ対象とした。