遠岳山 (416.2m)
 神宮山、高山から立派な山容を見せていた遠岳山へ挑戦。JR山陰線奈古駅を降り、国道191号線を約2キロ北上し、才ヶ峠から林道遠嶽線を30分進むと保安林告知看板の三叉路で右折し、沢の左側を進む。右に2連の堰堤、国営森林保険の赤旗があり伐採中。道は車も通れるほど広い。次第に沢沿いのガレた道になり、右側へ渡ると枯れ木で山は荒れ加減。三叉路で左折すると急登で尾根に出る。尾根道はシダ、いばらの藪、思っていたより藪な道にたじろぐ。しだの急登を登ると、雑木林の中のピークに出て、石柱がある。左折し、いったん鞍部におり左からの道に合流。しばらく行くと石組みの山頂。山頂からは日本海に浮かぶ二つの平たい島が見事だ。下山は先ほどの石柱の所を直進。しばらく雑木林の中のはっきりした道を行き、植林帯の中のピークに出る。ここで、下山路がないのにあせって、おーいと大声を出すが、もちろん誰もいない。前方に迷いやすい旨の目印があり、すぐ隣に偽ピークの看板を見つけ、テープを目印に進むと急降下。しだの中の道をやっとの事で進むと、遠岳山歩道に出る。思っていたより、ずっと藪山。とても一般的でない。(96.12.15)
(追記)
 迷いそうになって印象に残っている山の一つだが、なぜか懐かしい。日本海の島が印象的だったが、残念ながら写真は残っていない。現在は、もっと藪になっているか、山行ブームで開けたかどちらかだろう。狩猟期には猟師にも注意が必要かも知れない。